仕事や買い物などで出かけているときに、介護が必要な家族やペットが安全に過ごせているか心配になることはありませんか?ずっと一緒にいられたらいいけれど、後ろ髪をひかれつつも出かけなくてはいけないことも。
機種変で使っていないiPhoneがあるなら監視カメラの代わりにぴったり。今回は、iPhoneを監視カメラにして使う方法をご説明します。
Contents
iPhoneを監視カメラにする方法
監視カメラアプリをiPhoneにインストールすれば、遠隔で映像を確認したり、操作したりが可能です。iPhoneを監視カメラのかわりにするには、監視カメラアプリのインストールから始めましょう。
1.監視カメラアプリをインストールする
監視カメラ用の古いiPhoneの端末、普段使っているiPhoneの両方に監視カメラアプリをインストールします。
2.撮影した画像をスマホで確認する
監視カメラ代わりのiPhoneから贈られてきた映像を確認するために、スマホやタブレットから監視カメラとして使っているiPhoneのIPアドレスとポート番号を指定します。続いて、映像をリクエストしましょう。
3.送信された映像を端末から確認する
監視カメラ用のiPhoneから映像が送られてきたら、手持ちのスマホにインストールした監視カメラアプリで確認します。別途、カメラの撮影範囲内で動きを感知した場合に、登録メールアドレスへ届く通知を設定しておくと安心です。
監視カメラアプリの選び方は追加機能をチェックしよう
iPhoneにインストールできるスマホアプリは、さまざまなものが公開されています。監視カメラアプリには、撮影以外にさまざまな追加機能を持っているものも。家族やペットの万が一に備えるためにも、アプリ選びは重要です。
追加機能➀監視カメラの映像を録画できる機能
設置したiPhoneの映像を録画できる機能があれば、リアルタイムでカメラの映像を確認できないときも、後から映像を見返せるので便利です。家族が外出しているときのペットのかわいい動画を共有できるのもうれしいですよね。
追加機能②通話機能
iPhoneに内蔵されているスピーカーを利用すれば、通話も可能です。スマホから声が聞こえれば、お留守番のペットも安心ですね。家族に薬を飲む時間や来客があることを知らせたいときも、声で伝えられるので便利です。
追加機能③防犯ブザー機能
iPhoneから警告音がならせる機能です。防犯ブザーを鳴らして、監視カメラの存在をアピールできれば、怪しい人物の侵入を未然に防げるでしょう。
追加機能④同時接続機能
複数の部屋に監視カメラを置きたいなら、複数の端末を同時接続できるアプリが便利です。同時接続をするためには、それぞれの場所にスマホを用意する必要があるので、ご注意くださいね。
追加機能⑤動体検知機能
カメラに映るペットや家族に動きがあったときに検知して、通知してくれる機能です。動きがあったときに自動で録画してくれる機能を持つアプリもあります。防犯以外にも、家族やお子さまの帰宅したときにも通知してくれるので在宅確認にも便利です。
iPhoneを監視カメラにするメリット
監視カメラを購入するのではなく、iPhoneを監視カメラにするとさまざまなメリットがあります。
初期費用が抑えられる
監視カメラを新たに導入しようとすると、監視カメラの購入費用が必要です。機種変で使わなくなったiPhoneを監視カメラにすれば、新たに監視カメラを購入する費用が掛からずに、ペットや家族の様子が外出先からでも確認できるようになります。
カメラの設置が簡単
スマホを監視カメラにする場合、面倒な工事は必要ありません。充電もできるスマホスタンドにおいておけば、監視カメラとして働きながら充電が減る心配も減らせるでしょう。
リアルタイムの映像を確認できる
Wi-Fiのネットワークにつなげておけば、リアルタイムで映像が確認できるので、トラブルが起きたときも迅速に対応ができます。外出先でもその場で映像が確認できるので、出かけているときも安心ですよね。
iPhoneを監視カメラにするデメリット
iPhoneを監視カメラにすれば、初期費用が掛からず、リアルタイムで映像が確認できますがデメリットもあります。iPhoneを監視カメラにするデメリットを確認しておきましょう。
監視カメラアプリによっては追加費用が掛かる
iPhoneにインストールできる監視カメラアプリは、無料で使えるものもありますが追加機能を導入するのに、別途費用が掛かるものもあります。また、広告なしで使うなら月額費用が掛かるものも。機能をすべて入れようとすると、費用がかさんでしまいます。ライフスタイルに合ったオプションを選ぶようにしましょう。
監視カメラに比べると性能に劣る
監視カメラとして使うなら、やはり純正の監視カメラの方が優れています。とくに大きな差が生まれるのが、画角。画角とは、カメラで撮影した際に実際に写る範囲を角度で表したものです。レンズが広角であるほど、見渡せる範囲が広がり部屋の隅々まで監視ができるのです。監視カメラと比べると、iPhoneはどうしても画角が狭くなってしまいます。iPhoneで部屋の隅々まで移したいなら、複数台を同時接続できるアプリを導入して、複数台のスマホを設置するとよいでしょう。
iPhoneを監視カメラにするときに気を付けたい点
iPhoneを監視カメラに使うときは、以下の点に注意しましょう。
iPhoneを監視カメラ代わりにするときには電池の消耗が激しいので映像を取っている途中で充電がなくなってしまいかねません。監視カメラとして使う時は、充電しながらにしましょう。
また、カメラの画質は、監視カメラとして使っているiPhoneのカメラのスペックに依存します。できるだけ鮮明にうつしたいなどの希望があるなら、新しめの機種を用意する必要があります。古いカメラだと、思ったような画像が映らない可能性もあります。
iPhoneを監視カメラの代わりに使うなら、アプリの追加機能や画質も確認しよう
iPhoneを監視カメラにするには、監視カメラアプリをインストールして外出先でも映像が見れるように設定しましょう。機種変で使わなくなったiPhoneをカメラにすれば、初期費用もかからずに家族やペットの様子を確認できますよ。監視カメラアプリは、動画撮影機能や音声通話機能があるものもあります。ライフスタイルに合わせて、自分に合ったものを選んでくださいね。