韓国発祥のスキンケア方法『10ステップスキンケア』。
「韓国人のようなツヤツヤとした美肌を手に入れたい!」
「話題のスキンケア方法を試してみたい!」
10ステップスキンケアが気になっている方のなかには、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
ただ「10ステップスキンケアはやりすぎ」という意見もあるので、本当に10ステップスキンケアがよいスキンケア方法なのか気になるところ。
そこで今回は、10ステップスキンケアの方法や、やりすぎと言われている理由、10ステップスキンケアの取り入れ方についてまとめました。
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Contents
10ステップスキンケアとは?
『10ステップスキンケア』とは、韓国の伝統的なスキンケア方法で、10の行程があるため、10ステップスキンケアと言われています。
<10ステップスキンケアの工程>
- オイルクレンジング
- ウォータークレンジング(洗顔)
- 角質ケア
- 化粧水
- エッセンス
- 美容液
- シートマスク
- アイクリーム
- 保湿クリームorジェル
- 日焼け止めorナイトクリーム
↑こうして見ると、とても手の込んだスキンケア方法に思えますよね。韓国ブームのいま、「韓国人のようなツルンと輝く陶器肌になりたい!」と思っている方も多く、10ステップスキンケアが注目されています。
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10ステップスキンケアが有名になったきっかけとは?
10ステップスキンケアが注目されるきっかけとなったのは、『The little book of skin care』という本で、同書により、韓国のスキンケアが世界中で注目されるようになりました。英語で書かれている本なので、英語が読める人はチェックしてみると良いでしょう。
10ステップスキンケアのポイントとは?
10ステップスキンケアを実際に行う上でのポイントをお伝えします。
① オイルクレンジング
メイクや汚れをしっかりと落とすために、まずはクレンジングオイルを使ってクレンジングを行います。
クレンジングは、
- クレンジングオイルを肌に馴染ませる
- 少量のぬるま湯をクレンジングオイルに馴染ませる(乳化)
- ぬるま湯でクレンジングオイルをしっかりと落とす
この流れで行ってくださいね。
肌をゴシゴシとこすったり、長時間クレンジングを行ったりすると肌を傷めてしまうので、スピーディに優しく行うことを意識しましょう。
乾燥が気になる場合は、クレンジングクリームやクレンジングジェルなどの、洗浄力が低めのアイテムを使うのもおすすめです。
② ウォータークレンジング(洗顔)
クレンジングが終わったら、洗顔を行いましょう。
洗顔料はしっかりと泡立てるのがコツ。たっぷりの泡で、肌に摩擦を与えないように優しく洗い上げてください。
③ 角質ケア
肌に古い角質が残っていると、スキンケアの効果が薄れたり、肌がゴワついたりしてしまいます。そのため、角質ケアを行いましょう。
角質ケアは、ピーリング成分が含まれているアイテムを使うのが主流です。ピーリング剤や拭き取り化粧水、トナーパッドなどを使うとよいでしょう。
ただし、角質ケアはやりすぎると肌にダメージを与えてしまうので、週に1~2回ほどにしておくのがおすすめです。
④ 化粧水
ここから、肌に水分を与えていきます。
化粧水は、たっぷりと手の平にとり、肌にプレスするようにして使ってください。乾燥が気になる方は、2、3回ほど重ねて塗るとよいでしょう。
化粧水を使うときは、肌を強く叩いたり、こすったりしないように注意してください。コットンを使う場合は、トントンと肌に優しく置くようにして使います。
⑤ エッセンス
エッセンスとは、化粧水と美容液の中間にあたるもの。美容液をより肌に馴染みやすくする役割があります。日本のアイテムを使うなら、導入美容液を使うとよいでしょう。
⑥ 美容液
続いて、肌悩みに合わせた美容液を使います。いくつかの美容液を用意しておき、そのときどきの肌の状態に合わせて美容液を選ぶのもおすすめです。
⑦ シートマスク
シートマスクを使うことで、より肌にうるおいを与えることができます。
ポイントは、使用時間を守ること。パッケージに使用時間の目安が記載されていることが多いので、その目安をしっかりと守って使ってくださいね。
シートマスクを長時間使用すると、肌荒れや乾燥の原因になります。
⑧ アイクリーム
目元やほうれい線など、乾燥小ジワが気になるところにはアイクリームを使ってみてください。
肌が乾燥すると出てくる乾燥小ジワは、深いシワのもとになってしまいます。そのため、乾燥小ジワができないように、肌を保湿しておきましょう。
まだシワが気にならない年齢であっても、アイクリームでしっかりと保湿しておくのがおすすめです。
⑨ 保湿クリームorジェル
保湿クリームは、10ステップスキンケアのなかでも重要な行程です。
これまでの行程は、水分の多いアイテムを使っています。水分はそのままにしておくと蒸発してしまうので、クリームやジェルで蓋をしましょう。
乾燥が気になるときにはクリームを、そこまで乾燥が気にならないのであれば乳液やジェルを使うのがおすすめ。肌の状態によって使い分けてみてください。
⑩ 日焼け止めorナイトクリーム
最後に、仕上げをします。
- 朝:日焼け止め
- 夜:ナイトクリーム
紫外線は肌の大敵。朝はしっかりと紫外線対策をしてくださいね。天気が悪い日や、あまり外に出ない日でも、紫外線を浴びてしまいます。日焼け止めはできれば毎日塗りましょう。
夜は、ナイトクリームを使ってさらに保湿を行うのがおすすめ。ただ、そこまで乾燥が気にならないのであれば、ナイトクリームは省いてもよいでしょう。
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10ステップスキンケアはやりすぎと言われる理由
10ステップスキンケアは美肌になるためのスキンケア方法と言われている一方で、「やりすぎ」という声も見られます。
なぜ、10ステップスキンケアはやりすぎと言われるのでしょうか?理由を見ていきましょう。
スキンケアは個人の肌質に合わせて行う必要アリ
スキンケアは、それぞれの肌質に合わせて行う必要があります。
たとえば、乾燥肌の人がクレンジングや角質ケアをやりすぎると、肌がさらに乾燥してしまう可能性が。脂性肌の人が油性のクリームを塗りすぎれば、油分のとりすぎでニキビができたりテカリが出てきてしまいます。
10ステップスキンケアが合う人もいれば、合わない人もいるのです。
スキンケアのやりすぎはバリア機能低下を招くことも
人間の肌には『バリア機能』と呼ばれるものがあります。バリア機能は肌を外部の刺激から守り、すこやかに保つものです。
このバリア機能が壊れると、肌荒れや乾燥をしやすくなってしまいます。
バリア機能が壊れる理由としてあげられるのが、
- 摩擦
- 洗顔・角質ケアのしすぎ
- 紫外線
などです。
10ステップスキンケアは、クレンジングや角質ケアをしっかりと行うものなので、場合によってはバリア機能を損なう可能性も。また、10の行程を踏むので、肌に何度も触れることになり、肌に刺激を与えてしまいます。
そのため、10ステップスキンケアはやりすぎと言われることもあるのです。
10ステップスキンケアをするなら、肌に刺激を与えないように、優しく行うようにしましょう。
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時間がかかりすぎる
忙しい朝や、疲れが貯まっている夜……そんなときに、10ステップスキンケアをするのは大変に感じる方もいるでしょう。
人によっては、毎日10ステップスキンケアをするのが苦痛に感じることがあります。時間がないときや、疲れているときにまで、無理して行う必要はありません。
上手に10ステップスキンケアを取り入れて
10ステップスキンケアは、必ずしもすべての行程をしなければいけないというわけではありません。
10の行程を見て、やったことのないものがあれば、1つずつ取り入れてみてください。実際にやってみて「自分には不要かな」と感じたものがあれば、省いてもよいでしょう。
人気のスキンケア方法が必ずしも全ての人によいものとは限りません。スキンケアは自分の肌に合った方法を行うのが大切。ぜひ、自分の肌と相談しながら、導入するかどうか、検討してみてください。
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