「初めて猫を飼うけど、必要なものがわからない」「猫用グッズの選び方が知りたい」とお困りではありませんか?
猫と暮らすためにさまざまな準備が必要ですが、ペットショップなどでは多くのグッズが売られているので何を選べば良いのかわからなくなってしまいますよね。
そこで今回は猫を飼う時に準備するグッズを紹介します。
Contents
猫を飼う時の5つの必須アイテムとは?
猫を飼うことが決まったら、必ず準備して欲しいアイテムが5つあります。
これから紹介するアイテムは、家に猫を迎える前に用意しておくと慌てなくて済みますよ。
トイレ用品
綺麗好きな猫にとって、トイレはとても重要です。
猫用トイレには“オープン型”“ハーフカバー型”“ドーム型”“蓋付き型”の4種類があります。
形状 | メリット | デメリット |
オープン型 | 上部が覆われていなくて掃除がしやすい | 砂が飛び散りやすい、臭いがもれる |
ハーフカバー型 | 上部が覆われていなくて掃除がしやすい | 砂が飛び散りやすい、臭いがもれる |
ドーム型 | 入り口以外が覆われているので神経質な猫でも安心して用が足せる、砂の飛び散りや臭いが気になりにくい | 掃除をするときにはカバーを外すなど、手間がかかる |
蓋付き型 | 入り口以外が覆われているので神経質な猫でも安心して用が足せる、砂の飛び散りや臭いが気になりにくい | 掃除をするときにはカバーを外すなど、手間がかかる |
トイレを用意したら次に猫砂を用意しましょう。
猫砂には“鉱物(砂)”“紙”“おから”“木”“チップ”の5種類があり、チップは固まらない猫砂です。
掃除のしやすさで選ぶなら紙、消臭力で選ぶなら鉱物がおすすめですよ。
フードと食器
愛猫には品質的にも安心で美味しいフードを選びたいと考える飼い主も多いのではないでしょうか。
猫用のフードは“総合栄養食”と書かれたものを選びましょう。
総合栄養食は猫に必要な栄養素が全て含まれているので、猫の健康維持を助けてくれるでしょう。
食器はフード用と水用で2つ用意します。
食器には5〜8cmほどの高さがあると猫が食べやすい高さとなり、吐き戻し防止に効果的ですよ。
爪とぎ器
猫が一生懸命爪をとぐ姿は愛らしいですが、家具や壁で爪とぎをされると困ってしまいますよね。
しかし爪とぎは猫の習性なので、無理に止めさせてしまうとストレスになります。
愛猫にストレスを与えないためにも爪とぎ器は必ず用意しましょう。
爪とぎ器には“段ボール”“麻”“カーペット”“木”の4種類に分けられます。
種類 | メリット | デメリット |
段ボール | 安価、売っている場所が多い、資源ゴミとして捨てられる | 劣化しやすい、研ぎクズが出る、軽いので動きやすい |
麻 | 研ぎクズが出にくい、爪をといだ感触が樹木に似ていて力一杯爪とぎができる | 独特な臭いがする、細かいゴミが出ることもある |
カーペット | 研ぎクズが出にくい、耐久性が高い | 爪とぎとカーペットの区別が付かず、カーペットでも爪とぎをするようになる |
木 | 爪の引っかかりが少ない、耐久性が高い | 高価、研ぎクズが出やすい |
定期的に新しいものに交換したい方は段ボール、掃除の手間を省きたい方は麻やカーペット、愛猫の爪の引っかかりが少ないものを選びたい方は木がおすすめです。
お手入れ用品
愛猫の健康維持のためにはお手入れも欠かせません。
またスキンシップや病気の早期発見につながることから、お手入れは定期的にしましょう。
お手入れに必要な道具は、ブラシや爪切り歯ブラシなど。
大きくなってから始めると嫌がる猫も多いので、子猫のうちから少しずつ遊びの中に取り入れるなどしてお手入れ用品に慣らしていきましょう。
キャリーバッグ
旅行や通院などに使うキャリーバッグは猫をつれて外出する際に必要です。
種類は3種類あり“プラスチック製”“布製”“リュック型”にわけられます。
形状 | メリット | デメリット |
プラスチック製 | 壊れにくい、安価 | 重たい |
布製 | 軽い | ファスナーが壊れやすい |
リュック型 | 両手が空くので徒歩や自転車での移動がしやすい、両肩で支えるので持ち運びに負担がかかりにくい | 背負うときや下ろすときに不安定になりやすく、猫にとってストレスになる |
猫を飼う時にあると便利な4つのグッズ
次に猫を飼う上で必須アイテムではないけれど、あると便利なグッズを4つ紹介します。
おもちゃ
おもちゃは猫の運動不足解消やストレス解消に役立ちます。
また、一緒に遊ぶことでコミュニケーションもとれますよ。
おもちゃの種類が多すぎて目移りしてしまう方は目的に合わせて選びましょう。
目的 | おもちゃの種類 |
運動不足解消 | 竿つきタイプのおもちゃ、ボール |
ストレス解消 | けりぐるみ |
ひとりで遊ばせる | 電動タイプ、キャットトンネル |
首輪
首輪はマストアイテムではありませんが、外に行く可能性のある猫には脱走や迷子に備えて付けましょう。
首輪を付けていれば迷子になっても“飼い猫である”ことがわかりますし、迷子札を付けていれば親切な方が連絡をくれるかもしれません。
大人になってから首輪を付けると、首輪を嫌がる猫が多いため、子猫のうちから細くて軽めのものをつける練習をしましょう。
寝床
猫は1日に12〜16時間も眠ります。
眠っている時間は多いものの眠りは浅いため、質の良い睡眠をするためにも寝床を用意しましょう。
「物を増やせない」「猫が生活に慣れてから寝床を検討したい」と思っている方はプラスチック製のキャリーケースでも代用できます。
キャリーケースを普段から出しておくことで、通院などの外出のときに嫌がって入ってくれないなんてトラブルも防げますよ。
キャットタワー
- ワンルームなど部屋数の少ない家で暮らしている
- 完全室内飼い
- 飼い主が不在がち
以上の条件に当てはまるならキャットタワーも用意しましょう。
キャットタワーは運動不足解消になるだけでなく、猫の行動スペースが広がるので退屈や不安からくるストレスの解消も期待できます。
猫を飼うにはお金がかかる
猫を飼うのはとてもお金がかかります。
猫自身の購入費用や必需品を用意する初期費用だけでなく、毎月の餌代や医療費などお金を支払い続けなくてはなりません。
猫の大きさや個体にもよりますが、年間で7万〜11万円ほどかかります。
また、猫には人間のように医療費の補助などがありません。
病気になると治療内容によっては、数万〜数十万円の支払いをし続けなくてはならないことも知っておきましょう。
猫を飼うために部屋の準備も大切!
猫を飼うにはグッズやお金の準備だけでなく、部屋の準備も大切です。
室内には猫が食べたりいたずらをしたりすると危険な物がたくさんあります。
また、脱走などの事故を防ぐためにも片付けや窓や網戸のメンテナンスなどが必要です。
一部ですが猫を迎えるにあたって、しておいた方が良いことを紹介します。
- 物を片付ける
- 観葉植物を手放す
- 窓や網戸が壊れていないかチェックする
- お風呂を立ち入り禁止にする
- 電気コードの配線を見直す
- 壁や床の保護
猫と楽しく暮らすためにも、部屋の準備も忘れずにしてくださいね。
猫を飼う準備を楽しみましょう!
今回は猫を飼う時に準備するグッズを紹介しました。
猫を迎えるにあたって、必須アイテムは5つです。
- トイレ用品
- フードと食器
- 爪とぎ器
- お手入れ用品
- キャリーバッグ
自分や愛猫にとって使いやすい物を選んで、猫を飼う準備を楽しんでくださいね!