風になびくサラサラ髪の人を見ると、憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。しかし鏡に映った自分の髪を見てみると、サラサラ感とは程遠く、憧れで終わってしまうことも少なくないでしょう。今回は、そんな憧れの美しい髪を目指す方必見の髪がサラサラな人の特徴をご紹介。また美しい髪を持つ人が毎日行なっている6つの習慣についても合わせてチェックしていきましょう。
髪がサラサラな人の特徴って?
髪が美しい人には、よく「天使の輪」があると言われていますよね。この「天使の輪」ができる理由は、髪一本一本をコーティングしているキューティクルにあります。キューティクルは、髪の保護膜のような組織であり、外敵から髪を守ってくれる役割があります。
髪がサラサラな人は、このキューティクルがしっかり閉じており、キューティクルの表面に光が反射することで髪にツヤを出してくれます。しかしキューティクルにダメージがあると、光が反射せずツヤのない髪に見えてしまいます。
髪をサラサラにするには、まずキューティクルのケアをしっかり行い、髪にツヤを出すことが大切です。
キューティクルにダメージを与える原因とは?
キューティクルにダメージがある髪は、髪がサラサラに見えにくくなります。では、どんな原因でキューティクルが傷んでしまうのでしょうか。ダメージを与える原因を順に見ていきましょう。
原因①:カラーやパーマによるダメージ
おしゃれな一環としてカラーやパーマをしている方も多いですよね。しかしカラーやパーマは、髪の組織を壊して薬液を髪に浸透させるため、必然的にダメージを起こしてしまいます。
サラサラ髪をキープするには、日頃のケアを徹底することが大切。何も手を加えていない地毛の状態よりも入念なケアが必要になるので、カラーやパーマ用のシャンプーを取り入れるのもおすすめです。
またダメージが進行すると、カラーやパーマの持続も軽減するので、気を使ってあげるようにしましょう。
原因②:ヘアアイロンによるダメージ
スタイリングの際にストレートアイロンやコテを使用する人も多いですよね。アイロンの熱もキューティクルにダメージを与えてしまう原因の一つです。アイロンによる高温の熱は、キューティクルを剥がしやすくなるので、ダメージ毛が進行してしまいます。
アイロンをしてもゴワつきや収まりの悪さを感じる方は、アイロンの温度を下げたり、当てる時間を抑えたりと、髪へのダメージを減らすようにすることをおすすめします。
原因③:髪の乾燥によるダメージ
髪の乾燥もキューティクルにダメージを与えてしまいます。乾燥をしていると、枝毛を起こしたり、髪が擦れてキューティクルを壊したりと、見た目にパサつきがあるだけでなく、髪への負担が大きくなります。
ツヤもないのでもちろんサラサラ髪と縁遠く、特に夏の紫外線は、肌だけでなく髪も日焼けして、髪の水分を奪う原因となります。乾燥は、冬場だけだと思う方も多いですが、夏の紫外線対策も髪を守るために大切です。
髪がサラサラな人が行っている6つのお手入れ&習慣
キューティクルにダメージを与える原因がわかったところで、お次は、髪がサラサラな人の行っているお手入れ方法をご紹介します。美髪に直結する習慣となっていますので、ぜひチェックして下さいね。
お手入れ&習慣 ①:タンパク質をしっかり摂る
髪の毛の主な成分は、タンパク質と言われています。そのため、タンパク質が不足してしまうと健康な髪が生えてこなくなってしまうため、憧れのサラサラ髪を目指すのが難しくなってしまう可能性もあります。
まずは食生活の見直しとして、しっかりタンパク質を摂るようにしましょう。ダイエット中の方は、特にタンパク質が不足しやすい恐れがあり、ダイエットにも欠かせない栄養素なので、しっかりと摂取して、健康な髪を手に入れましょう。
お手入れ&習慣 ②:シャンプー前のブラッシング
サラサラ髪の人の特徴として多いのが、シャンプー前のブラッシングです。ブラッシングは、髪に付着したホコリや汚れを落とすことができるので、少量のシャンプーで髪が洗えることや泡立ちが良くなることなど、髪にとって嬉しい要素がたくさん詰まっています。
また頭皮の皮脂を髪全体に行き渡らせることもできるので、シャンプー前だけでなく、日頃からブラッシングをするのもポイント。頭皮の皮脂で髪のツヤをアップさせることができますよ。
お手入れ&習慣 ③:トリートメントとコンディションナーを分けて使用
シャンプーの後には、トリーメントとコンディショナーを使用する方が多いでしょう。トリートメントは髪の内側を補修する役割があり、コンディショナーは髪の外側を補修する役割があります。
そのため、日によって使い分けをしてケアするのもサラサラ髪を手に入れる一歩です。トリートメントとコンディショナーを交互に使用するかもと、髪の内側と外側両方のケアを行うことができます。
お手入れ&習慣 ④:アフターバストリートメントを欠かさない
お風呂から上がったら、アフターバストリートメントで乾燥を防ぎましょう。アフターバストリートメントとは、洗い流さないトリートメントのこと。オイルタイプが多いので、髪の内側の水分もオイルでしっかりとコーティングすることができます。
またアフターバストリートメントの使用前となるタオルドライも、摩擦を抑えることが大切です。擦る場合は、根本を中心に行い、毛先は髪をタオルで挟むように水分を拭き取るようにしましょう。
お手入れ&習慣 ⑤:自然乾燥をしない
髪がサラサラな人は、お風呂あがりにすぐドライヤーをかけ、自然乾燥を防ぎます。自然乾燥は、髪の内側にある水分も蒸発してしまう恐れがあるため、アフターバストリートメントで髪の内側の水分を逃さないようコーティングを行い、ドライヤーで余分な水分を飛ばします。
また自然乾燥は、頭皮環境も悪化させる恐れがあるので、お風呂上がりはできるだけ早くドライヤーをかけるよう心がけることが大切です。
お手入れ&習慣 ⑥:ドライヤーの角度を45度に固定
サラサラ髪の人は、ドライヤーの角度にもひと工夫しています。ドライヤーは、キューティクルに逆らうよう下からかけてしまうと、キューティクルが広がってゴワつきやすくなります。
ドライヤーの角度を45度に固定することで、キューティクルを閉じた乾かし方が可能。ツヤのある憧れのサラサラ髪を手に入れることができますよ。根本を先に乾かし、毛先は角度に気をつけて乾かすよう徹底しましょう。
今日からできる!簡単習慣で憧れのサラサラ髪に
サラサラな髪の人の特徴は、日頃からケアを習慣つけている人ということがわかりましたね。理想のサラサラ髪は、髪質によっても仕上がりが異なりますが、ご紹介したお手入れを習慣付ければ、おとずと健康な髪をキープすることができます。お風呂に入った時のひと工夫で、憧れのサラサラ髪を手に入れて下さいね!