「庭でプールをしたいけど、どんなプールを選んだら良いの?」「プールをする上で必要なものは?」とお悩みではありませんか?
暑い日の外遊びの定番であるプールを今年こそ、自宅のベランダや庭で楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は家庭用プールの選び方やプールをする上で必要なものを紹介します。
Contents
プールの選び方とは
家庭用プールには大きさや形状などさまざまなタイプがあるため、どのプールを選んだらいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回はプールを選ぶときの3つの条件を紹介します。
形状で選ぶ
家庭用プールには大きくわけて2つのタイプがあります。
- 空気を入れるタイプ
- フレームタイプ
空気を入れるタイプのプールは種類が多く、デザイン性のあるものや楽しい仕掛けのあるものが多いので選ぶ楽しみがあります。
空気を入れるタイプ、フレームタイプそれぞれのプールのメリットとデメリットは後ほど紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
また、プールの片付けをするときに意外と大変なのが排水です。
水がたっぷり入ったプールはとても重いので、下や横に散水栓が付いたものを選びましょう。
プールを設置する場所がアスファルトやコンクリートの場合は、床にクッションが入っているものの方が怪我の防止につながります。
設置面積や環境で選ぶ
プールの設置場所や環境によって設置できるプールは変わります。
例えばベランダなど壁のあるところに置くならば、置く場所より少し小さめなものを選ぶと良いでしょう。
設置できる面積と同じくらいのプールを選んでしまうと、遊んでいるうちに壁などに擦って穴を空けてしまう可能性があります。
目安としては、子ども1人が通れる幅30cm程度開けておくと安心です。
使う子どもの年齢や人数で選ぶ
家庭用プールには対象年齢があり、対象年齢に合わないものを選ぶと思いがけず事故につながります。
未就学児がメインで使うのであれば、2m未満かつ浅くておぼれにくい小型のプールを選ぶと良いでしょう。
初めてプールに入る子どもや1歳以下で1人しか入らない場合は1人用の超小型プールにすると、水の使いすぎや設置の手間も省けます。
空気を入れるタイプとフレームタイプどちらを選ぶ?
子どもが2〜3人いる、子どもが幼児で思いっきりプールを楽しませてあげたいなどの理由で少し大きめなプールを検討している方は、空気を入れるタイプとフレームタイプのどちらを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、それぞれのプールのメリットとデメリットを紹介します。
空気を入れるタイプのメリットとデメリット
空気を入れるタイプのプールのメリットとデメリットはこちらです。
メリット | 安い、デザインやサイズが豊富 |
デメリット | 空気入れが別途必要、空気を抜くのが大変、穴があきやすい |
設置場所が狭い、とりあえずお試しでプールを買いたいなどの場合は安くて種類の多い空気を入れるタイプのプールがおすすめです。
空気を入れるタイプのプールは比較的安価なので、子どもの成長に合わせて買い換えても良いでしょう。
また、滑り台付きなど楽しい仕掛けが付いているプールが多いのも空気式のプールの魅力ではないでしょうか。
フレームタイプのメリットとデメリット
フレームタイプのプールのメリットとデメリットはこちらです。
メリット | 空気を入れなくて良いから組み立てるだけで設置が楽、生地が丈夫で破れにくい |
デメリット | 組み立てが面倒、大きいものは水道代がかかる、値段が高い |
筆者が所有しているプールはこちらのフレームタイプのプールです。
設置場所に最低でも2.5m四方の広さが確保できる、子どもが幼児2人以上いる、組み立てたまま置いておける場所がある方にはフレームタイプがおすすめです。
空気式と比べると高価ですが、作りがしっかりしているので穴が空きにくくて安心です。
また筆者が所有しているプールは1.2m四方のものですが、4歳の子どもが寝そべっても余裕のある広さです。
2歳の子どももいるので事故防止のために深さ5~10cm程度しか水を入れていませんが、中は広いので2人とも楽しそうに遊んでいます。
庭でプールをする前に買う物
庭でプールをするときに必要なのはプールや水着だけではありません。
家庭用プールでの必需品と必需品ではないけれど、筆者が用意して良かったアイテムを紹介します。
必需品
自宅でプールをする上での必需品は、プールと地面の間に敷くプールマットです。
設置する場所がアスファルトやコンクリートの場合はもちろん、芝生の上であってもプールより大きめなマットを用意しておきましょう。
プールマットがあれば摩擦によってプールが破れるのを防げますし、地面からの熱で足元が熱くなってしまうのも防げます。
プールマットはプール専用のものだけでなく、コンパクトに折りたためるレジャーシートタイプや使わなくなったジョイントマットを利用する方法もありますよ。
あったら便利なもの
庭にプールを置く場合、日差しや他人から見えてしまうことが気になる方も多いのではないでしょうか。
日よけや目隠しがあれば、日差しや他人からの目線を気にすることなく思いきりプールが楽しめそうですね。
また、遊ぶ時間が長時間にわたる場合は親が座る用の椅子も用意しておきましょう。
アウトドアチェアがあれば見守り中も快適に過ごせます。
空気式のプールを使うならエアーポンプもあると準備や片付けが楽です。
エアーポンプはビニールプールだけでなく、浮き輪などのビーチアイテムにも使えるのでひとつあると夏のレジャーにも役立つでしょう。
プールに使える日よけは?
プールを楽しむ際に使える日よけは主に3種類です。
・パラソル
・シェードやタープ
・タープテント
最も設置が簡単なのはパラソルです。
傘を広げるだけで設置ができるので、手軽にプールを楽しみたい方におすすめです。
ただし、日よけできる面積が小さいので大きいプールには向きません。
日よけを常設できるスペースがあるのならば、シェードやタープがおすすめです。
1枚の布を張るだけで日よけが完成するので、つり下げる場所があれば設置可能です。
シェードやタープを張っておくことで、部屋への日差しも防げるのでお部屋を涼しく保てます。
日よけを常設できるスペースがない、シェードやタープを張れる場所ではない場合はタープテントがおすすめです。
設置場所に合わせて、タープを2〜3方向張れば目隠しにもなります。
また、タープテントは好きな場所に日よけを設置できるだけでなく、キャンプなど自宅以外でも使用可能です。
1人での設置が難しいものも多いですがワンタッチタープテントを選べば、傘を広げるようにするだけで1人でも設置ができます。
ただしタープテントは軽量のものも多いので、風に飛ばされる危険があります。
使用する際には必ず重しも用意しておきましょう。
準備を万全にしておうちプールを楽しもう!
今回は自宅でプールを楽しむ際の、プールの選び方や必要なものを紹介しました。
- プールには空気を入れるタイプとフレームタイプがある
- 空気を入れるタイプは乳幼児や低コストでプールを始めたい人におすすめ
- フレームタイプは幼児複数人や大きいプールで思いきり楽しみたい人におすすめ
- プールをするならプールマットは必須、日よけがあるとさらに良い
安全にプールを楽しむためには、設置場所や使う子どもの人数や年齢に合わせたプール選びが重要です。
庭やベランダでプールを楽しんで、暑い夏を乗り切りましょう!